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ハノイの治安2025年版【ベトナム旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

ハノイの治安【ベトナム旅行でトラブルに巻き込まれない方法】

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「ハノイ旅行を検討しているけど、治安は大丈夫?」
「初めてのハノイ旅行で気をつけることは?」
「旅行先でトラブルに遭ったらどうすればいい?」

と、ハノイ旅行に行くにあたり、不安な点はありませんか?
本記事ではハノイの治安についてお答えします。

本記事でわかること

  • ハノイの治安
  • 危険なエリアと安全なエリア
  • ハノイ旅行の防犯対策
  • トラブルに遭ったときの対処方法
目次

ハノイの治安について

ハノイの治安について

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ベトナムはテロや殺人などの凶悪犯罪は少なく、東南アジアの国々の中では比較的安全な国と言えるでしょう。しかしハノイやホーチミンなど都市部では、軽犯罪が多くなっています。

ハノイでよく起こる犯罪例
  • スリ、ひったくり
    観光客が一番被害に遭いやすい犯罪が、スリやひったくりです。マーケットや観光スポットなどの人混みで発生しています。
  • ぼったくり
    街中の両替所で多く発生しています。また、減少傾向にはありますがタクシーでのぼったくりも依然発生しています。
  • 置き引き
    特に飲食店や屋台で発生しています。近年ではテーブルの上に置いた財布やスマートフォンが持ち去られる被害が増加しています。
  • 押し売り、呼び込み
    ホアンキアム湖の周辺などでは観光客への押し売りや呼び込みが多数見られます。突然工芸品を体に巻かれ売りつけられる等、様々なケースがあります。

デモやストライキについて

2012~2014年ごろには、南シナ海の領有権問題をめぐり、在ベトナム中国大使館前で反中デモがたびたび起きていました。今後も政治経済、社会情勢によって、デモやストライキが起きる可能性もあるので注意しましょう。最新の情報は外務省の「海外安全情報」で確認しましょう。

交通事情・事故について

近年ハノイ初の都市鉄道、ハノイメトロが開業しましたが、まだまだ車やバイクが主な交通手段です。終日交通量が多いので、歩行中も注意が必要です。事前にハノイの交通ルールを確認しておきましょう。一部を紹介します。

  • 右側通行
    左側通行の日本とは逆です。慣れないと困惑してしまいますが、落ち着いて周りをよく見て行動しましょう。
  • 車とバイクの車線が分かれている
    基本的にバイクは右寄りの車線です。左折する場合大きく回る必要があります。車線をしっかり見て、ルールに従い曲がりましょう。
  • 歩行者よりも大型車が優先
    日本では歩行者優先ですが、ハノイでは大型車が優先です。慣れないうちは道路の横断も危険なので、他の歩行者とタイミングを合わせて渡りましょう。

ハノイのラッシュアワー

道路がバイクや車であふれる朝夕のラッシュアワーは、歩行者も注意が必要です。整備されていない道路では、車両と距離をとって歩くよう心がけましょう。観光でバイクを利用する場合はラッシュアワーを避ける方が良いでしょう。

時間帯ごとの交通状況
時間帯渋滞状況
5時~7時ハノイは朝が早いので、この時間帯でも割と交通量があります。
7時~8時通勤、通学によるラッシュアワーです。ひったくりなどに注意しましょう。
13~15時比較的落ち着いている時間帯です。バイクでのお出かけはこの時間がおすすめです。
17時~18時帰宅時間のラッシュアワーです。雨天は視界も悪くなるので、更に事故が増えます。

ハノイ在住者のアドバイス

レンタルバイクはハノイ観光に便利な乗り物です。近距離から中距離の移動手段として最適なので、レンタルを検討している人もいるでしょう。昼下がりの交通量が少ない時間帯であれば、比較的安全に楽しめます。一方でホアンキエム湖周辺などは常に混雑します。普段バイクに乗り慣れていない人は避けた方が良いエリアでしょう。

また、レンタルバイク店によっては高額な料金を請求したり、傷がついたと言いがかりをつけて保証金を返還しない店もあります。レンタルバイクを利用する際は十分気を付けましょう。

ハノイ旅行の注意点

ハノイ旅行の注意点

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ハノイ旅行の注意点を4つ紹介します。

注意点1:現金の取り扱い

ハノイは現金しか利用できない店も多いことから、つい現金を多く持ち歩いてしまいがちです。ただ財布に現金が入っているのを見られるとスリやひったくりのターゲットになる可能性もあります。必要以上の金額は持ち歩かず、現金は分散させて持ち歩きましょう。

注意点2:親日を装った詐欺やスリ

突然「日本に興味がある」「日本に行きたい」などと日本人観光客に話しかけてくる人がいます。彼らのほとんどは日本人観光客を狙った犯罪者です。グループでの犯行も多く、一人が話しかけている間に、別の人が現金や財布、スマートフォンなどの貴重品を盗みます。話しかけられても相手にしない方が良いでしょう。

注意点3:ロンビエン橋の歩行

ロンビエン橋は1,700mある橋で、写真映えする景色が人気の観光スポットです。歩道も設けられていますが、歩行は禁止です。歩道はとても狭く危険なので侵入しないようにしましょう。

注意点4:バイクに気を付ける

1台のバイクに3、4人で乗っていたり、過積載のバイクがあったりと、危険な走行をするバイクがよく見られます。そばを通る時には注意しましょう。

注意点5:デング熱

ベトナムでは数年おきにデング熱が流行しています。季節を問わず発生するので、旅行する際は必ず虫よけスプレーを持参し、蚊に刺されないよう対策しましょう。

注意ポイント

テング熱の流行期は病院でも十分な治療を受けられないこともあります。まずはかからないよう、虫よけをしっかりしておきましょう。

ハノイの治安が悪いエリア

ハノイの治安が悪いエリア

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比較的治安が落ち着いているハノイではありますが、一部エリアはホームレスがいたりドラッグの売買が行われたりする場所があります。訪れる地域の治安を事前に確認しておきましょう。

ゴーフィン通り

バックパッカーの多いエリアで、多人種多国籍な人が集まっています。ほかのエリアに比べ治安が悪く、マリファナや売春を持ち掛けてくる人もいます。特に女性の夜の一人歩きは性犯罪に巻き込まれることがあります。絶対に避けた方がいいでしょう。

ロンビエン橋周辺

写真映えする観光地として人気のある歴史的な観光名所ですが、周囲は治安が悪いことで有名です。アルコール中毒者や薬物中毒者が観光客に声をかけてきたりするので要注意です。

注意ポイント

道幅の狭さを利用し、歩いている観光客を狙ったバイクでのひったくりも多発しています。バッグは車道と反対側に持ちましょう。

治安の悪い観光スポット

ドンスアン市場

観光客を狙った詐欺やスリ、押し売りなどの犯罪が多い地域です。特に金曜~日曜の夜に開かれるナイトマーケットではスリやひったくりが多発しています。また、靴磨きのサービスや試食品のサービスを強制されたうえ、高額な料金を請求される詐欺も発生しています。

旧市街のターヒエン通り

旧市街は、日中は治安が良いですが、暗くなると治安が悪化します。特にターヒエン通りは要注意エリアです。人通りも減り、酔っ払いが増えます。女性男性問わず、単独行動は避けた方が良いでしょう。

ハノイの治安が良いエリア

ハノイの治安が良いエリア

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ハノイは、一部治安が悪い場所もありますが、基本的には安全と言ってよい都市です。特に観光客におすすめの場所を紹介します。

治安の良いエリア

ハロン湾

世界自然遺産に登録されているハロン湾は、ハノイの観光名所です。「海の桂林」とも呼ばれる大きな岩や鍾乳洞がいくつも立ち並ぶ景色が楽しめます。ハノイ市内から170㎞の距離があるので、ハノイ発着のツアーで行くのが一般的です。市街地に比べると安全なエリアです。

治安が良い観光スポット

ハノイ大教会

フランス統治時代の趣を感じさせる歴史ある建築は一見の価値あり。教会前のニャートー通りも落ち着いた雰囲気で、おしゃれなカフェや雑貨店が並んでいます。貴重品に気を付けていれば、一日楽しめるスポットです。

ホー・チ・ミン廟

ホーチミン主席が眠る施設として有名なホー・チ・ミン廊。衛兵交代式や夜のライトアップも人気です。夜は軽犯罪が増えるので、事前に交代式やライトアップの時間を確認し、効率よく安全に楽しみましょう。

治安の良いおすすめの宿泊エリア

ホアンキエム湖周辺

セキュリティのしっかりした外資系ホテルが集まっているのがホアンキエム湖周辺です。ソフィテルやヒルトンといった日本でもおなじみの外資系ホテルが湖の周りあります。コンビニや飲食店、土産物店も徒歩圏にあるので便利です。

その他の観光スポットについては「ベトナム旅行のおすすめ3エリアと観光スポット11選【リピーターが厳選】」をご覧ください。

ハノイ旅行の防犯対策

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ハノイ旅行の際に必要な防犯対策を紹介します。

防犯対策1:貴重品の管理

観光中はスリやひったくりに遭う危険性があります。現金やパスポートなどの貴重品はボディバッグにしまい、盗まれない対策をしましょう。また、リュックやカバンがナイフで切られることもあります。荷物は身体の前で抱えるように持ちましょう。

防犯対策2:タクシーに関するトラブル

ぼったくりなどのタクシートラブルを避けるために、乗車時にタクシーのナンバー等を確認しておきましょう。万が一トラブルが発生した場合はドライバーを刺激せず、事後タクシー協会等に連絡して必要な措置を行いましょう。

タクシーでのトラブル:ハノイ・タクシー・ホットライン(ハノイ・タクシー協会) (024)3972-1999

防犯対策3:売買春

ハノイの都市部には、売春やわいせつ行為を目的として営業しているバーやカラオケなどがあります。中には観光客とトラブルになるケースも起きています。売買春は犯罪行為です。入店する前にそこがどのような店かをしっかり確認しておきましょう。

防犯対策4:荷物の輸送依頼は断る

搬送を頼まれた荷物の中に違法な薬物が入っており、裁判の結果、麻薬等の密輸の罪で死刑判決を受ける外国人がいます。親しくなった人物から頼まれた物でも、中身の分からない荷物は運ばないようにしましょう。どんな状況であっても毅然とした態度で断りましょう。

トラブルに遭ったときの対処方法

トラブルに遭ったときの対処方法

Photo by david-emrich on Unsplash

海外旅行中はいつトラブルに巻き込まれるか予測がつかないため、パスポートの紛失、交通事故、ケガや体調不良になった際の対処方法を紹介します。

パスポートの紛失

パスポートを盗難・紛失し、帰国までに再発行が待てない場合は在ベトナム日本国大使館で「帰国のための渡航書」を申請する必要があります。さらに、帰国のための渡航書で出国するには、ベトナム公安省出入国管理総局で出国ビザを取得する必要があります。忘れず手続きをしてください。

〈必要なもの〉
  • 紛失一般旅券等届出書 1通
  • 警察署(公安局)発行の紛失・盗難届受理証明書等 1通
  • 身元確認書類(運転免許証等) 1通
  • 渡航書発給申請書 1通
  • 写真(4.5cm×3.5cm) 1葉
  • 帰国便の予約を確認できる書類 1通
  • 日本国籍を確認できる公的文書 1通
  • 手数料280.000VND

交通事故

緊急時の連絡先は警察は「113」、消防は「114」、救急車は「115」です。英語が通じる場合もありますが、ほとんどの場合はベトナム語しか通じません。いざという時にベトナム語で必要なことを伝えらえるよう、あらかじめメモを準備しておきましょう。

ケガや体調不良

ハノイは近年日本からの駐在員も増え、日本語対応可能な病院も増えてきました。ベトナム語や英語での対応に不安がある場合は、下記の病院に連絡してみましょう。

一言メモ

高度医療が必要な場合、バンコクやシンガポールへ移送されることがあります。その場合、非常に高額な医療費がかかってしまうので、海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。

さくらクリニック
エリアタイホ区
住所65 Trinh Cong Son, Nhat Tan, Tay Ho, Ha Noi
電話番号内科 024-3718-1000/
ホットライン 091-5136-068
診療時間月~土 8:30〜12:30/13:30~18:00、日曜日 休診
ラッフルズメディカル・ハノイ
エリアタイホ区
住所51 Xuan Dieu Str., Hanoi
電話番号024-3676-2222
診療時間月〜土 8:00〜20:00/日休診

ハノイの緊急連絡先リスト

もしものときのために緊急連絡先をメモしておきましょう。また伝えるためのベトナム語もある程度メモして持っておくと安心です。

緊急連絡先電話番号
警察113
消防114
救急115
在ベトナム日本国大使館84-24-3846-3000

在ベトナム日本国大使館について

ハノイ旅行中に事故や事件などのトラブルに遭ったときは在ベトナム日本国大使館がサポートをしてくれます。お困りの際は連絡しましょう。

基本情報
名称在ベトナム日本国大使館
住所27 Liễu Giai, Quận Ba Đình, Hà Nội
電話番号84-24-3846-3000
ウェブサイトhttps://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ハノイ旅行の治安まとめ

ハノイ旅行の治安まとめ

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ハノイ旅行を楽しむためにはトラブルに巻き込まれないことが大切です。防犯グッズなどを利用して、安全に旅行を満喫しましょう。

おすすめの防犯グッズ
  1. 防犯ブザー
    突然のトラブルに対応するには、防犯ブザーがおすすめです。押し売りや見知らぬ人に言い寄られた時も鳴らしましょう。すぐに立ち去ります。最近はLEDライトもついているものもあります。
  2. ファスナーつきのカバン
    スリの被害を防ぐためにファスナーつきのカバンを使用して、中身が見えないようにしてください。ナイフでも切れない丈夫なセキュリティバッグが特におすすめです。

ハノイの治安まとめ

ハノイは季節を問わず楽しめる旅行地として、アジア圏の中でも人気を集め、多くの観光客が集まっています。そのため、治安は悪くないものの、スリや置き引きなどの観光客を狙った軽犯罪は発生しつぇいます。本記事の情報を参考に防犯対策をして、ハノイ旅行を楽しみましょう。外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録しておくと、旅行先の情報を日本語で受け取ることができるのでおすすめです。本記事で紹介した情報を活用して、安全で楽しい旅行になることを願っています。

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