【ハワイ渡航調査】約4割が「想定外の戸惑い」を経験 最多は「通信」と「チップ文化」

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【ハワイ渡航調査】約4割が「想定外の戸惑い」を経験 最多は「通信」と「チップ文化」

日本人にとって長年人気の海外旅行先として親しまれているハワイ。常夏のリゾート地として、新婚旅行や家族旅行、リピーター旅行など、幅広い目的で選ばれてきました。

一方で、実際に渡航してみると「英語」「チップ文化」「物価」など、現地ならではの戸惑いを経験する人も少なくありません。

そこで今回、プラスト株式会社との共同調査として、過去10年以内にハワイへ渡航した経験のある全国の20歳~59歳の男女300名を対象に、「ハワイ渡航者に関するアンケート調査」を実施しました。

本調査では、ハワイ渡航前の不安感から現地での困りごと、通信手段、さらには現地で感じた「時間の流れ方」や「生き方の違い」まで、実際の体験に基づくリアルな声を明らかにしています。

■ 調査概要

  • 調査名:ハワイ渡航者に関するアンケート調査
  • 調査手法:インターネットアンケート
  • 調査期間:2026年5月1日~5月8日
  • 調査対象:事前アンケートで「10年以内にハワイに渡航した」と回答した全国の20歳~59歳の男女
  • 有効回答数:300件
質問内容
  • 質問1:ハワイ渡航前、現地での滞在にどの程度不安を感じていましたか?
  • 質問2:ハワイ滞在中に、想定していなかった困りごとや戸惑いはありましたか?
  • 質問3:ハワイ滞在中に困った・戸惑った内容を教えてください。
  • 質問4:ハワイ渡航時、主にどのような通信手段を利用しましたか?
  • 質問5:ハワイ渡航を振り返り、「事前に準備しておけばよかった」と感じたものは何ですか?
  • 質問6:ハワイで感じた「時間の流れ方」や「生き方の違い」で、印象に残っていることがあれば教えてください。

※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります。

目次

ハワイ渡航前の不安は約5割、「不安なし」も約半数と二分傾向

ハワイ渡航前の不安は約5割、「不安なし」も約半数と二分傾向

まず、ハワイ渡航前に現地での滞在にどの程度不安を感じていたかを尋ねたところ、「とても不安だった」は19.7%、「少し不安だった」は30.7%となり、合計約5割が何らかの不安を感じていたことが分かりました。

ハワイ渡航前の不安
  • とても不安だった:19.7%
  • 少し不安だった:30.7%
  • 不安はなかった:49.7%

一方で、「不安はなかった」も49.7%と約半数を占めており、ハワイは日本人にとってなじみのある渡航先であると同時に、英語や物価、文化的な違いから一定の心理的ハードルを感じる人も多いことがうかがえます。

約4割の人が「想定外の戸惑い」を経験

約4割の人が「想定外の戸惑い」を経験

次に、ハワイ滞在中に想定していなかった困りごとや戸惑いがあったかを尋ねたところ、「あった」と回答した人は37.7%となり、約4割が予期せぬトラブルや戸惑いを経験していることが明らかになりました。

ハワイ滞在中の困りごと・戸惑い
  • あった:37.7%
  • なかった:62.3%

身近な渡航先として親しまれているハワイですが、3人に1人以上の人が事前情報だけではカバーしきれない現地のリアルに直面していることが分かります。

「通信」「チップ文化」が壁に、物価への驚きの声も

「通信」「チップ文化」が壁に、物価への驚きの声も

実際に困った・戸惑った内容として最も多かったのは、「通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった」45.1%でした。

続いて「チップ文化が分かりにくかった」43.4%、「英語が通じない」と「物価が想像より高かった」がそれぞれ38.1%、「治安やトラブルが不安だった」24.8%、「交通・移動手段が分かりにくかった」15.9%と続いています。

ハワイ滞在中に困った・戸惑った内容
  • 英語が通じない:38.1%
  • 通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった:45.1%
  • チップ文化が分かりにくかった:43.4%
  • 物価が想像より高かった:38.1%
  • 治安やトラブルが不安だった:24.8%
  • 交通・移動手段が分かりにくかった:15.9%
  • その他:4.4%

ハワイは観光大国として整備が進む一方で、通信インフラの安定性や、チップ・物価といった生活コストの面で「想定外の壁」となるケースが多いことがうかがえます。

その他の回答では、

  • 「待ち合わせ場所が分かりにくく出会えなかった」
  • 「切手が日本と異なり定価より高く売られていたお店があった」
  • 「写真を撮ってくれるというから撮ってもらったらぼったくられた」

など、より具体的でリアルなトラブルも挙げられました。

通信手段は「レンタルWiFi」が最多、未準備も約2割

通信手段は「レンタルWiFi」が最多、未準備も約2割

ハワイ渡航時の通信手段については、「レンタルWiFi」が43.7%で最多となりました。

続いて「現地SIMカード」が23.0%、「eSIM」が20.7%、「ホテル・公共WiFiのみ」が19.3%、「特に準備しなかった」が15.3%となっています。

ハワイ渡航時の主な通信手段
  • レンタルWiFi:43.7%
  • 現地SIMカード:23.0%
  • eSIM:20.7%
  • ホテル・公共WiFiのみ:19.3%
  • 特に準備しなかった:15.3%

レンタルWiFiの利用率が高い一方で、約2割が通信手段を整えないまま渡航している点も特徴的です。

しかし、前述の通り通信環境に関する不満は最多となっており、事前準備の有無が満足度に大きく影響している可能性が示唆されます。

「通信」「決済方法」「移動方法」など事前準備の重要性が浮き彫りに

「通信」「決済方法」「移動方法」など事前準備の重要性が浮き彫りに

ハワイ渡航を振り返り、「事前に準備しておけばよかった」と感じたものとして最も多かったのは、「通信環境(WiFi・SIM・eSIM)」36.0%でした。

次いで「決済方法(クレカ・チップ文化)」34.3%、「現地の移動方法」30.0%、「英語フレーズ・翻訳アプリ」27.0%、「治安・安全対策」22.3%と続いています。

事前にもっと準備しておけばよかったもの
  • 通信環境(WiFi・SIM・eSIM):36.0%
  • 決済方法(クレカ・チップ文化):34.3%
  • 治安・安全対策:22.3%
  • 現地の移動方法:30.0%
  • 英語フレーズ・翻訳アプリ:27.0%
  • その他:8.0%

「決済方法」が上位に挙がっている背景には、ハワイ特有のチップ文化やクレジットカード決済中心の習慣があると考えられます。

また、「現地の移動方法」が3割の回答を集めている点からも、限られた滞在時間の中で効率よく観光地を巡るための事前情報が、満足度を左右する要素となっていることがうかがえます。

ハワイで感じた“ゆったり時間”と“おおらかな生き方”

最後に、ハワイ渡航中に感じた「時間の流れ方」や「生き方の違い」について自由回答で尋ねたところ、回答内容は大きくいくつかの傾向に分類できました。

以下は、実際の回答内容に基づく分析です。

圧倒的に多かった「時間がゆっくり流れる」感覚

最も多く見られたのは、ハワイの“ゆったりとした時間の流れ”に対する声です。

実際の回答例
  • 「のんびりとした時間」
  • 「時間がとてもゆっくり流れているような雰囲気で、現地の人も陽気でゆっくり生きているみたいな感じがあって、とてもフレンドリーに対応してくれました」
  • 「ハワイ独特のゆったりした時間が流れていた。凄くリラックスできた」
  • 「日本だと毎日慌ただしくしているが、現地に行くと自然とスローペースな生活になってくるのが心地よい」

南国特有の気候や観光地ならではの空気感が、日本の慌ただしさと対比されてハワイの魅力として強く印象に残っていることがうかがえます。

おおらかで細かいことを気にしない国民性

次に多かったのが、ハワイの人々の“おおらかな性格”を感じたという声です。

実際の回答例
  • 「おおらかな印象」
  • 「都市部ではあまり気にはならないが、ローカルに行けば行くほど、諸々とルーズになる」
  • 「小さな事は気にしないでおおらかだなと思った」
  • 「気持ちに余裕を持った人が多い」

日本との文化的な違いを感じつつも、その“ゆとり”をポジティブに受け止める声が目立ちました。

フレンドリーで陽気な人々への高評価

ハワイで出会った人々の“親しみやすさ”を挙げる声も多く見られました。

実際の回答例
  • 「店員さんも人当り良くアロハーと気さくに声かけしてくれた」
  • 「拙い英語でも優しく対応してくれました」
  • 「現地の人々がフレンドリーで親しみやすかった」
  • 「信号機のない横断歩道を渡るとき、車が譲ってくれる。人を優先させてくれた」

明るくフレンドリーな国民性は、ハワイの“アロハスピリット”を体感できる要素として、多くの旅行者の旅の満足度を支える存在となっているようです。

一方で“時間にルーズ”な側面に戸惑う声も

ゆったりとした時間の流れの裏返しとして、公共交通機関などの“時間のルーズさ”に戸惑った声も一定数見られました。

実際の回答例
  • 「バスに乗ったのですが40分くらい遅れて来ました」
  • 「公共バスを利用していたけれど、時間通りに運行しないのでムダな待ち時間が多くて残念だった」
  • 「公共交通機関の時間がきっちりしていない」

日本の“時間通り”の感覚に慣れている旅行者にとっては、現地の運行スケジュールにギャップを覚えるケースもあるようです。

今回の自由回答からは、ハワイは「ゆったりした時間」や「おおらかな人柄」が際立つ魅力として印象に残る一方で、日本との生活リズムの違いに戸惑う声も存在することが明らかになりました。

【まとめ】ハワイは“身近な海外”でも、準備で満足度が変わる渡航先

今回の調査から、ハワイは日本人にとってなじみのある渡航先である一方、約4割が想定外の戸惑いを経験していることが明らかになりました。

特に「通信環境」「チップ文化」「物価」「英語」といった現地特有の要素が、想定以上のストレスにつながる傾向があります。一方で、人のフレンドリーさや、ゆったりとした時間の流れは多くの旅行者にとって魅力として強く印象に残っており、ハワイならではの体験価値となっているようです。

ハワイ渡航をより快適に楽しむためには、現地特有の文化や環境を理解し、事前に準備しておくことが重要といえるでしょう。特に通信手段の確保は、地図検索や翻訳アプリ、現地情報の確認など、多くの場面で大きな支えとなります。

“常夏の楽園”として親しまれているハワイだからこそ、ほんの少しの事前準備が、旅の満足度を大きく左右する、そんな実態が浮き彫りとなる結果となりました。

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